10.16.2016

剣山

剣山
のんびり登山

2016年10月11日
天候 はれ
member 伊藤記

山頂はすぐそこに見える。近い

ササ原の山頂部

昨日の石鎚山の大混雑には驚いたが、この日の剣山は空いていた。であったのは20人ほどか。

暗いうちに起きて、吉野川オアシスから東に国道を戻り、つるぎ町の貞光から剣山スキー場をめざす。おそろしいほどの細道、急カーブ、急坂が続く。谷間に点在する集落の軒先をかすめるようにしてドライブ。舗装路だが40㎞ほどと長い。ここがいちばんの核心か。

以下ガイド風に。
山岳ドライブが一段落したところがスキー場でそのさき数キロで登山口の見ノ越。四国山脈を北から南へ越える峠にあたる。
見ノ越の公共駐車場がスタート地点となる。ビジターセンターや宿や登山リフトがあってにぎやかなところ。

剣神社の階段を登り社にお参りして登山道に入る。7時半スタート。リフト下のトンネルを抜けて西島まで小一時間。西島リフト駅の先からは尾根コースと大剣コースがあるが後者を選ぶとよいだろう。西島リフト山頂駅あたりから剣山山頂小屋や次郎笈が望める。ここまでは観光客もリフトにのってくるらしい。
緩い登りで大剣神社。9時。神社の裏には御塔石という石灰岩の岩塔がそそりたっている。
剣神社から次郎きゅう

左が次郎きゅうで右が太郎きゅうこと剣山

尾根コースと合流すると山頂の小屋が見えてくる。山小屋の脇を抜けると平家の馬場。広々としたササ原の中を木道伝いに山頂へ向かう。ケルンや三角点のある山頂からは素晴らしい展望が開ける。9時半。伯耆大山が見えると小屋の人が教えてくれた。ちなみに山頂小屋はとても清潔にしてあるように見えた。

下山は平家の馬場から刀掛の松経由尾根コースで下るとよい。高原にはほかにも複数の遊歩道があり詳細は現地案内図で知ることができる。

サブコースへ。
見ノ越から山頂往復ではもの足りないかんじならば、山頂から一の森を周回したり、次郎笈を往復すると充実する、ということなので、一の森へトラバース。剣山山頂から次郎笈までは1時間ほど。一の森までも同じようなもの。歩きやすいハイキング道である。一の森から振り返る剣山の姿は大きくて立派である。ここでは一人しか会わなかった。11時。

一の森からは行者道へトラバースして刀掛けの松へ向かう。高差150mくらいの登り返しがあってまいった。刀掛けの松で下山路に合流してわずかで西島リフト山頂駅。1時。登山リフトが動いていたが見の越まで歩いておりて1時半終了。
一の森まで足を延ばすのがおすすめ

登山ガイドブックの取材を兼ねた山行だったが目的の2山を好天のうちに終了したので、あとは観光ドライブであちこち行ってみようか。見の越の駐車場でプランを考える。